そのスーツの色は大丈夫??スーツのカラーマナー

2022.04.28 結婚式参列衣装 ビジネススーツ

そのスーツの色は大丈夫??スーツのカラーマナー

そのスーツの色は大丈夫??スーツのカラーマナー

スーツの色のマナーや印象の基準を知ってスーツを選んでいますか?

色が人に与える印象はとても大きなものです。

フォーマルシーンやビジネスシーンで着られるスーツの色の印象にもまた、相手への無言のメッセージが込められています。

目次

スーツの色の意味を知ろう。

スーツの色で代表的な色として、フォーマルな印象の 「ブラック」

ビジネスシーンで一般的な「ダークネイビー」「ネイビー」「チャコールグレー」「グレー」 

少し個性的な「ブラウン」 「ダークグリーン」 「ベージュ」が大きく分けると代表的な色です。

それぞれのスーツの色が持つメッセージを知る事で、自分が表現したい着こなしも見えてきますので、

スーツの色ごとのマナーやおすすめの着用シーンなども含めて解説いたします。

ブラック

昔はフォーマルな場面、冠婚葬祭に着る色だったブラックですが、ファッションブランドがブラックという色をデザインの一つとして取り入れた事で、若い人を中心にビジネスシーンでもブラックを着る人も増えています。

ブラックの持つイメージは「高級感」や「ストイック」です。

黒には人を魅了する力があり、高級車のラインアップに必ず含まれます。

また着ると何となく身の引き締まる気持ちになる特別感もブラックの魅力です。

 

ただ一点ブラックには注意点があり、欧州、欧米などの海外ではブラックのスーツは「喪服」でありオフィシャルなビジネスシーンでは着用しないのがマナーです。

海外出張などで着られる機会が多い方は、ぜひ憶えておいて下さい。

ダークネイビー

ブラックの次にフォーマルなスーツ色がダークネイビーです。

昔は、ミッドナイトネイビーであればブラックの代わりに着用されていたほどで、「知的」「真面目」「信頼感」を表現出来る色です。

日本人の肌色とも相性が良く、スーツの定番色ですので、社会に出て幅広いシーンで着用頂けるので、一着目のスーツにも大変おすすめです。

 

しかし、ダークネイビーは知的、真面目に見える反面、冷たい印象と、捉える事もできますので、華やかな場では、襟元のネクタイを明るいやさしい色を入れるなど、着こなしで冷たい印象を押さえましょう。

ネイビー

ネイビーはダークネイビーに比べ「フレッシュ」で「アクティブ」な印象を相手に与える事の出来る色です。

 

営業職のビジネスマンの方など、相手の方を少しリードしてあげると喜ばれる仕事など、活動的で新鮮な雰囲気が演出できますので、おすすめです。

また、ご友人の結婚式のご参列などのパーティー会場の雰囲気を盛り上げてあげたい時など、少し華やかな色ですので相応しい色になります。

 

ですが、あまり明るいブルー系まで明るくなりますと、軽い印象と捉える事も出来ますので、謝罪しなければならいクレーム対応時などの着用は控えた方が安心です。

チャコールグレー

ネイビー系の次にビジネスマンに多く着用されている色が「チャコールグレー」です。

この色の持つイメージは「品格」と「洗練」です。

格式の高い、安心感を印象付けたい経営者や管理職の方、または、欧州、欧米では、品格を大切にする文化がありますので、海外出張の多い方などにおすすめです。

 

一見モノトーン色で地味に映りますが、落ち着きと捉え、着こなしの時は無駄に色数を増やさず着こなす方が品格と洗練が保ちやすくなります。

グレー

グレーには「冷静」「慎重」「クール」などのイメージがあります。

夏場の涼を求めた色と捉える事もできますので、暑い季節に重たい色を着るより、清涼感があって清々しい印象を与える事ができます。

 

より明るいライトグレーの場合は膨張色になりますので、ネクタイに濃い色や特徴のある柄などのアクセントを入れると着こなしやすくなります。

ブラウン

この色の持つイメージは「落ち着き」や「堅実」「余裕」です。

渋く大人の男性が着て似合う色でもありますし、トレンドの流れもあり若い人にも人気が戻ってきており、トレンド感を取り入れたい方にもおすすめです。

また若くても自分の年齢よりもしっかりとした落ち着きのある印象を与えたい人は、落ち着きの表現にも適していますので、ぜひ取り入れてみて下さい。

ダークグリーン

こちらも少しトレンド感を加味したスーツ色として取り入れて頂くといいでしょう。

「ダークグリーン」の持つイメージは「重厚」や「緻密さ」、「穏やかさ」です。

 

少し個性的ですが、大人っぽい印象を与えてくれるのもダークグリーンです。

周りとは違う印象を与えたいけど悪目立ちはしたくないと思われる方などには取り入れやすい色です。

 

ですが、初めての一着目のスーツとしては、個性の主張が有る事と、カラーコーディネートの際に組み合わせる色数が絞られ、着こなしが難しいですので、3着目4着目のコーディネート上級者向けの色と考えて頂くといいでしょう。

ベージュ

ベージュも日本のビジネスシーンでは着る機会は少なくなりますが、「暖かみ」「ピュア」を感じる色の持つ雰囲気が優しいイメージを表現してくれます。

相手の方にそういった柔らかい印象を与えたい場合は最適な色と言えます。

 

ベージュ系でも柄にブラウンを混ぜて、明るさを落ち着かせるとビジネスシーンでも着用しやすくなります。

淡い色はフォーマルな印象が薄れますので、オフィスワークやビジカジなどで着用されるにはおすすめです。

まとめ

スーツのカラーマナーと印象の違い、いかがだったでしょうか。

選ぶ色によって制服のように周りと同調させる事も出来ますし、個人の持ち味を生かしたイメージを演出する事も出来ます。

スーツの色の持つ力を最大限に活用して、自分の演出したいスーツの色選びの参考にしてみて下さい。