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「ミの字ステッチ」を見てみよう。(縫い目を見る編。)

2021.02.25 スタッフダイアリー

「ミの字ステッチ」を見てみよう。(縫い目を見る編。)

ロードハウス山内です。

 

前回のブログの続きですので、前回までの流が気になった方はコチラから。

 

「ミの字ステッチ」を見てみよう。

 

では、早速。

これが「ミの字ステッチ」です。

DSC_0129

あれれ??

なんだか反応、薄い感じが。

「ミの字ステッチ」だけでは違いが分かり難いですね。

こちらが「ストレートステッチ」です。

DSC_0129

見比べると違いが分かると思いますが、感じて頂けたでしょうか。

DSC_0129

ミシンの縫い目の話ですので、お洋服としては縫い止まっていて、解けなければ問題無いのですが、

 

お洋服をいろいろ見る習慣があると、縫製の技術力が気になってしまうもので、一点物のフルオーダースーツでも、ハイブランドのお洋服でも、量産されたユ二クロさんのお洋服でも気になる部分は縫製の技術力です。

 

それにしてもユニクロさんの技術力は高いです。

フリースの様な肉厚で伸縮性のある素材を段差無く仕上げ、伸縮にも対応する縫い目を作る事の出来るミシンを導入するなど、素材の良さを最大限に生かした製品を作ろうとする想いや、量産化してコストを抑え、多くの人に求めやすく利用してもらえるようにする先見性がとてもカッコイイです。

あと、縫い終わり後の糸始末など沢山の製品を出荷していても品質管理は徹底されていて、どの製品を手に取っても変わらない均一化されている所も見習わなければならない素晴らしい技術力です。

 

ですが、

人の数だけ好みが有り、

僕は趣(おもむき)も共に楽しみたいタイプの人間ですので、人が針を使って行う手縫いや「ミの字ステッチ」のような非効率なミシンも合わせた、良い意味での個体差も楽しみたいと思っています。

 

「ミの字ステッチ」も直線が一本走ってあっても、個人的に直線に躍動感が有って素敵だと思うのです。

DSC_0129

長所も一つ

「ミの字ステッチ」にも機能美が一つ有りまして、縫い糸が抜けにくい事が利点だと思います。

一針ごとに糸一本分の捻じれが生じていますので、「ストレートステッチ」と比べて一針ごとに捻じれた分がロック機能に繋がり、糸を引っ張った際に糸が抜けにくく締りの良い縫い目になっています。

反対に、短所は以前のブログでも少し触れていますが、高速でミシンを稼働させると、縫い目が乱れたり、糸が絡んだり。

あと長い直線などは心を落ち着かせて同じビートで進ませなければステッチが安定しないなど、手縫いに通じるコツが有る部分が短所であり、使いこなすという楽しみでもあると思うのです。

 

ハンドメイドには心と時間のゆとりを持って、制作される過程も楽しむ事が楽しみの一つだと思います。

 

ハンドメイドの勉強としては、イタリア出張でナポリのナポリ仕立ての職人さんや「世界で一番美しい服」で有名なハイブランドのキートンさんの縫製も勉強してきています。

お時間がございましたらイタリア出張の様子もコチラのリンクからご覧ください。

海外出張レポート

ちなみに以前持ち帰ったヤマトDCY-100ロックミシンはだいぶキレイになりました。

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ちなみに今回のミシンの縫い目の周りのホツレ止めのミシンは下糸と上糸の色を変えて調整を兼ねてメンテナンスしたヤマトDCY-100ロックミシンしたで仕上げました。

持ち帰った時のお話はコチラからご覧になってみて下さい。

道具から見るお洋服。

 

次回は何のお話をさせてもらうかな・・・。

少しお休みを頂いて考えます。

ではまた。

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