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「ミの字ステッチ」を見てみよう。

2021.02.16 スタッフダイアリー

「ミの字ステッチ」を見てみよう。

ロードハウス山内です。

 

先日、更新したブログに「ミの字ステッチ」とはどんな物か、また説明します。

と書いておりましたので、ご説明します。

 

前回のお話が気になった方はコチラのリンクをご覧下さい。

道具から見るお洋服。

 

「ミの字ステッチ♪」と、なんだか楽しそうに書いてありますが、

単にミシンが作る縫い目模様のお話ですので、あんまり盛り上がって読まなくても大丈夫です。

こんな縫い目があって、好きな人もいるんだね。て感じでご覧頂ければ幸いです。

 

では早速。

ミシンの縫い目を見比べる為に、僕が持っているミシンをご紹介します。

 

「ミの字ステッチ」代表として、

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ジューキミシンが1950年代に家庭用に販売したロータリックスミシンで、通常のミシンは上糸を腕型の天秤という部品で糸巻から糸を引き出すのが一般的な構造になりますが、ロータリックスのお名前で何となく察しがつく方も有るかも知れませんが、回転式の天秤を採用したちょっと珍しい構造の足ふみミシンです。

DSC_0121

下糸は垂直半回転釜ボビンケースを採用した昔の少し調整に一手間かかるタイプの一般的な家庭用ミシンと同じ機構になっています。

※ミシンは上糸と下糸の組み合わせで縫い目を作ります。

 

昔のミシンの基本機能として、生地の押さえ金の圧力調整機能、上糸と下糸のテンション調節機能、生地の送り歯の高さ調整、縫い目巾調整などの基本機能がしっかりしていますので、調整次第でキレイに縫う事ができます。

 

「ストレートステッチ」代表として、

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ブラザーミシンが2000年代に販売していた家庭用モデルで、デュードという機種名です。

こちらのミシンは一般的な上糸は腕型の天秤送り、下糸は現代的な家庭用ミシンに多い水平釜、上死点停止の電子ミシンです。

とても現代的な白物家電的な普通の見た目ですが、このミシンは、僕が洋裁とデザインの専門学校に通っていた時に、3年間バイトしていた手芸専門店で、長期在庫だったこのミシンを、店長がマークダウン(売価変更)した物をすかさず購入させてもらった愛着のある一台です。

ブラザーと聞いてパソコンなどのプリンターの電機メーカーを思い浮かべる方も多いと思いますが、もともとはミシンメーカーです。

 

一つ欠点を上げるなら生地の押さえ金の圧力調節が出来ない事と、送り歯の高さ調節が無いので、厚物の生地を縫製する時に上手く生地を送ってくれない事が有ります。

もともと調整の難しい下糸調整や生地の押さえ金の圧力調整の手間を無くして扱いやすくする事を前提に設計されているミシンですので仕方の無い所だと思います。

DSC_0127

その他の部分はとても便利なミシンで、基本的には昔のミシンと比べてとても軽いので、ダイニングテーブルでも居間の机上でも屋外でも電源の有る場所ならどこでも待って行けますし、下糸はクリアカバーの水平釜タイプですので下糸の残量も見やすく、下糸にやっかいなボビンケースが無いので糸交換のピットワークがとてもスムーズです。

 

古い物と新しい物を使い比べる事で、お互いの長所と短所を知る事が出来て使い分けの選択も出来るようになります。

私もまだまだこれからですので、ミシン以外も勉強して行きたいと思っています。

 

今回は、手持ちミシンの基本説明を長々と書きましたので、読む側もお疲れだと思いますので、今回はこんな所で。

 

次回はミシンを動かして、「ミの字ステッチ」の縫い目を見てみましょう。

 

 

まったく関係無さそうで有りそうな愛知県出張では、葛利毛織さんに生地の仕入れに行ってきています。

仕入れと合わせて、90年前以上前の旧式織機、ションヘル型織機も見学させてもらっており、とても勉強になりました。

 

愛知県出張の様子とクズリ毛織さんのションヘル型織機の稼働の流も文章にまとめておりますので、まだまだ、読める元気のある方は愛知県出張の記事もコチラのリンクからご覧になって見て下さい。

国内には多くのお宝生地が眠っていることをご存じでしたか?

 

ではまた。

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