改めてクレリックシャツの歴史と魅力!

2020.10.08 ビジネスシャツ

改めてクレリックシャツの歴史と魅力!

気候も涼しくなり、なんだか過ごしやすい日々が続いています。夜もぐっすり寝られるんじゃないでしょうか?

もちろん、皆様コロナ禍で大変な状況に変わりはないかと思いますが、少しでも快適であれば気分も違います。

 

 

 

今回は、いまさらですが、Yシャツのクレリックシャツの魅力について歴史を踏まえながら書きたいと思います。

 

そもそも、クレリックシャツとは、

 

 

 

 

このような、シャツのことで、衿と袖口のカフスが、白無地で、身頃は、色生地や柄の生地のものになります。

 

このクレリックシャツは和製英語で、(正式にはホワイトカラーシャツ)

 

クレリックそのものは、牧師を表します。

 

 

この牧師さんが着ていた立ち襟の白い僧服から、造語ができた説が有力です。

 

 

 

このクレリックシャツですが、今のシャツとほぼ同じ形状のシャツができた1870年代から

 

ほどなくして、衿が取り外しでき、カラーだけ付け替えできるシャツが誕生します。

 

この頃は、ホワイトシャツが基本なのですが、高価な為、数を所有することができなかった為、

 

このようなシャツが重宝されました。

 

 

 

その後に。クレリックシャツ(ホワイトカラーシャツ)が誕生し、1920年代のイングランドでは

 

 

 

 

大流行しました。

 

しかしながら、華やかに見えるクレリックシャツも、フォーマルな場面では、長年市民権がありませんでした。

 

 

 

それが、変化したのは、結構最近の2005年です。

 

この年にチャールズ皇太子が、結婚式で着用し、再びイギリスでは流行します。

 

そこからは、フォーマルなシーンでもクレリックシャツは重宝されるようになりました。

 

 

 

クレリックシャツの魅力は、なんといっても、襟元からスーツ着用時のVゾーンの華やかさです。

 

もちろんホワイトシャツもいいのですが、少し物足りないと思われる方も多いかと思います。

 

 

このクレリックシャツによって、着こなしの幅が倍になると言っていいくらいに重宝します。

 

 

 

もう一つ、今の『はやり』といいますか、サステナブル(持続可能)の意味合いでも、

 

クレリックシャツは、優秀なのです。

 

皆様、シャツがダメになる時、どこからダメになりますか?

 

そうです、ほぼ100%に近いくらいで、襟元か、カフス(袖口)周りからでは「ないでしょうか?

 

 

 

この箇所って、皆様  付け替えることが可能?・・・  って知っていますか?

 

この箇所が破れたり、スレたりしたら、選択肢は、破棄して終わりってことでだけはないのです。

 

ただし、衿とカフスは、白無地にだけ交換可能なのです。

 

 

 

どういうことか分かりますか?

 

そうです。カラーシャツや柄シャツを クレリックには、修復できるという事です。

 

 

 

例えば、お気に入りの柄シャツがあったと思います。想い入れがあるけど、もう衿がダメになって着れない

 

 

 

ってなっても、クレリックにすれば、復活できます。

 

もちろんロードハウスでも、承っています。

 

 

 

相談もOKですよ!

 

もちろん、最初っからクレリックシャツも多くオーダーいただいています。

 

瀬戸内 シャツ