結婚式の父親、入学・卒業式の教職員など、モーニングの正しい着こなしとルールとマナー。

2022.11.06 フォーマル

結婚式の父親、入学・卒業式の教職員など、モーニングの正しい着こなしとルールとマナー。

結婚式の新郎新婦の父親、式典やセレモニーなどで主催者や主賓などが着用するモーニング。

男性のフォーマルスタイルの中で最上級の正装ですが、着る機会が少ない事から、正しいルールやマナーを知っている方も少ないと思います。

今回は、正しいルールやマナー、着こなしを確認して行きましょう。

目次

時間帯で違う正礼装

「モーニング」は前裾から後ろ裾にかけて曲線的にカットされたコートを合わせるスタイルで、昼間(日中)の正礼装です。

一般的には結婚式の新郎新婦の父親、入学・卒業式の教職員、式典、セレモニーで着用するものとして知られています。

同じ正礼装でも、夜(18時以降)に着用する「燕尾服」は、その名の通り、燕の尾のようにカットされたコートの裾が特徴的です。

ドレスコードで「ホワイトタイ」とあれば、燕尾服を着用します。

時間帯に合わせて使い分けましょう。

モーニングの組み合わせ

モーニングの着こなしにはいくつかの細かなポイントがありますので、一つ一つ解説致します。

モーニングコートのボタンマナー

フロントひとつボタンで、ピークドラペルも印象的ですね。

このジャケットのボタンの留め方については、慶事と弔事で異なります。

 

慶事の場合は、ボタンを拝むように留める拝み合わせで、ボタンで留め、弔事の場合は、シングルスーツのように通常の留め方でボタンを留めます。

※着こなしの重要ポイント ベスト・ネクタイ

ベストは黒色が基準ですが、式典の趣旨がお祝いのせきなどおめでたい機会であれば、華やかなお祝いの気持ちを込めてシルバーグレーを合わせます。

 

ネクタイはシルバーグレーのものや、白黒の縞の結び下げ、またはアスコットタイを選びましょう。

タイの白黒の縞の配分は白が多い物がおめでたい華やかな印象に、黒が多い物は落ち着いた印象を表現できます。

 

弔事では黒無地のネクタイに黒のベストです。ベストの白襟も外します。

パンツ

モーニングコートに合わせるパンツは縞柄が一般的です。裾はシングルで後ろを長く斜めにカットしたモーニングカットが基本です。

シャツ

モーニングコートには、ウィングカラーが基本です。弔事ではレギュラーカラーの落ち着いた襟型を合わせます。

カフス

モーニングコート着用時の袖元には、カフスをつけるのが正式です。慶事には白蝶貝など、白を基調としたシンプルな物を合わせるようにしましょう。

弔事では黒石か真珠のものを合わせます。

ポケットチーフ

白色の麻、シルクの物をスリーピーク折りで挿します。

弔事では黒色のチーフをTVホールドで折り挿しますが、挿さなくても問題ありません。

手袋

白かライトグレーの手袋を手に持ちます。披露宴などで着席する場合はポケットの中にしまうか、テーブルの上に置き、手にはめる事は有りません。

また、弔事では使用しません。

サスペンダー

モーニングコート着用時は正式にはベルトを使わないのが基本ですが、ベルトで留めてもベストで隠れてしまう為、見えません。正式には、黒か白黒縞柄のサスペンダーでパンツを吊ります。

弔事では黒色の物を合わせます。

靴は黒色で、スムースレザーの内羽式紐結びのプレーントゥもしくは、ストレートチップをお選びください。

靴下は黒色に縞模様の物か黒色、弔事では必ず黒色の物を合わせます。

まとめ

モーニングは、フォーマルスタイルの中でも最上級の正装です。

式典の趣旨に沿った正しい着こなしで臨むことで、その場の雰囲気を素晴らしい物に変えてくれます。

モーニングなどのフォーマルスーツが気になった方はコチラから