2026.09.15 新郎衣装
結婚式では、花嫁の衣装に注目が集まりやすい一方で、新郎の服装もゲストや写真に残る大切なポイントです。
「タキシードを選べばいいの?」
「普通のスーツではダメ?」
「黒とネイビーならどちらが似合う?」
「披露宴だけでなく、二次会や結婚式後も着回せる服装にしたい」
このように、新郎の服装には意外と多くの判断ポイントがあります。
特に最近は、格式だけを重視するのではなく、自分らしさやサイズ感、結婚式後の着用シーンまで考えて衣装を選ぶ新郎も増えています。
そこで今回は、オーダースーツ専門店の視点から、新郎の服装で失敗しないための考え方を詳しく解説します。
「結婚式だから何となく黒を選ぶ」のではなく、会場・時間帯・結婚式のスタイル・体型・花嫁の衣装とのバランスまで考えることで、新郎の印象は大きく変わります。
まず大切なのは、「新郎だからこの服」という一つの正解だけで考えないことです。
結婚式の会場や雰囲気によって、似合う服装は変わります。
ホテルや格式の高い会場なら
ホテルウェディングや格式のある会場では、タキシードやフォーマル感のある装いが合わせやすいでしょう。
例えば、
ブラック系のタキシード
ネイビー系のタキシード
光沢感のあるフォーマル素材
蝶ネクタイ
ポケットチーフ
などを組み合わせると、華やかさと品格を両立できます。
メリットは、結婚式らしい特別感が出しやすいこと。
一方で、フォーマル度が高いため、結婚式後に通常のビジネスシーンで着回すのは難しくなります。
レストランウェディングやカジュアルな結婚式なら
一方、レストランやゲストハウス、少人数のウェディングでは、少し柔らかい雰囲気のスーツも選択肢になります。
ネイビーやチャコールグレーなどの上品なスーツなら、フォーマル感を保ちながら自然な雰囲気を演出できます。
特に、結婚式後も仕事やパーティーで着用したい人にはメリットがあります。
ただし、一般的なビジネススーツをそのまま着ると、花嫁のドレスに対して新郎の服装が地味に見える場合があります。
選び方の基準
「どちらが正解か」ではなく、
会場の格式 × 結婚式の時間帯 × 挙式・披露宴のスタイル × 自分が求める雰囲気
で決めるのがおすすめです。
新郎の服装で、専門店が特に重視するのがサイズ感です。
高価な生地を使ったスーツでも、肩幅や袖丈、着丈が合っていなければ、きれいに見えません。
例えば、肩幅が大きすぎるスーツを着ると、全体的に体が大きく見えたり、だらしない印象になったりします。
逆に細身にしすぎると、動きづらくなるだけでなく、座ったときにシワが強く出ることもあります。
特に確認したいポイント
肩が自然に収まっているか
袖丈が長すぎないか
ジャケットの着丈が体型に合っているか
ウエストに無理なシワが出ていないか
パンツの裾が長すぎないか
シャツの袖が適度に見えているか
結婚式では、立っている時間だけでなく、着席、挨拶、写真撮影、移動など、さまざまな姿勢を取ります。
そのため、単に「立った状態で細く見える」だけでは不十分です。
動いたときにも美しく見えるサイズを選ぶことが重要です。
既製品とオーダースーツ、新郎にはどちらが向いている?
新郎の服装を考えるとき、既製品とオーダースーツのどちらにするかも悩むところです。
既製品のメリット・デメリット
既製品の最大のメリットは、すぐに購入できることです。
価格帯も幅広く、選択肢が多い点も魅力です。
一方で、ジャケットの肩幅は合っているけれど袖が長い、ウエストは合うけれど太ももがきつい、といった体型とサイズのズレが起きることがあります。
結婚式の写真は長く残るため、こうした小さな違和感が気になるケースもあります。
オーダースーツのメリット・デメリット
オーダースーツでは、体型を採寸したうえでサイズを調整できるため、自分の体に合わせたシルエットを作りやすいのがメリットです。
特に、
胸板が厚い
肩幅が広い
細身体型
がっちりした体型
左右で体型差がある
既製品のサイズが合いにくい
という方には、オーダーのメリットを感じやすいでしょう。
デメリットは、既製品より完成まで時間がかかること。
また、採寸や打ち合わせが必要になるため、「今日買って明日着る」という用途には向きません。
新郎がオーダーを選ぶなら
結婚式は人生の中でも写真や映像が多く残るイベントです。
そのため、「ブランド名」や「高価な生地」だけではなく、自分の体型に合っているかを優先することをおすすめします。
色は新郎の印象を大きく左右します。
ブラック
ブラックは格式を出しやすく、引き締まった印象になります。
向いている人
正統派の雰囲気にしたい
格式を重視したい
夜の結婚式
フォーマル感を強く出したい
ただし、一般的な黒いビジネススーツとの差が出にくい場合があります。
その場合は、素材感やシャツ、蝶ネクタイ、ポケットチーフなどで特別感を出すとよいでしょう。
ネイビー
ネイビーは、フォーマル感と現代的な雰囲気を両立しやすい色です。
ブラックより柔らかく、写真でも重くなりすぎにくいのが特徴です。
また、結婚式後に仕事や食事会などで着回しやすいのもメリット。
「結婚式だけの服ではなく、長く使える一着が欲しい」
という新郎には特に検討しやすいカラーです。
グレー
グレーは落ち着きと上品さを出しやすい色です。
チャコールグレーならシックに、明るめのグレーなら華やかな印象になります。
ただし、明るすぎる色は会場や花嫁の衣装とのバランスによってはカジュアルに見えることがあります。
新郎一人だけで服装を決めてしまうと、全体のバランスが崩れることがあります。
結婚式は新郎新婦が並んでいる時間が長いためです。
例えば、花嫁が純白でクラシカルなウェディングドレスを着るなら、新郎もフォーマル度を高めたほうが統一感が出ます。
反対に、ガーデンウェディングやカジュアルなパーティーなら、新郎も少し柔らかい素材や色を取り入れることで、自然なペア感を作れます。
打ち合わせ時に確認したいこと
新郎が服装を決める前に、
花嫁のドレスの色
ドレスのデザイン
挙式会場
披露宴会場
結婚式の時間帯
テーブル装花や会場の雰囲気
などを確認しておくと、服選びがしやすくなります。
「自分に似合うか」だけではなく、「二人で並んだときにどう見えるか」
まで考えることがポイントです。
スーツが決まったら、小物まで考えます。
特に新郎の場合、普段のビジネススタイルとは差をつけることが重要です。
シャツ
白シャツは最も合わせやすく、フォーマル感も出しやすい選択肢です。
ただし、襟の形や素材感によって印象は変わります。
ネクタイ・蝶ネクタイ
フォーマルなタキシードなら蝶ネクタイが定番。
スーツスタイルなら、シルバーやネイビーなど、少し華やかな色を選ぶ方法があります。
小物の中でも取り入れやすいのがポケットチーフです。
白ならフォーマル、色柄を入れれば個性を出せます。
ただし、すべての小物を派手にする必要はありません。
「スーツはシンプル、小物で少し華やかに」
という考え方でも十分、新郎らしい装いになります。
オーダースーツ店で新郎の服装を相談される際、私たちが大切にしているのは「当日かっこよく見えるか」だけではありません。
結婚式では、立っている姿だけでなく、座っている姿、歩いている姿、写真撮影、挨拶など、さまざまな動作があります。
そのため、採寸では単純な身長・胸囲・ウエストだけを見るのではなく、肩の傾きや体型の特徴、普段の姿勢なども含めて考える必要があります。
また、「細く見せたい」という希望だけを優先すると、着心地が悪くなることもあります。
新郎は当日、長時間スーツを着用します。
見た目と着心地の両方を成立させることが、オーダーで仕立てる大きな意味です。
ロードハウスでは、オーダースーツ専門店として、お客様の体型や用途を確認しながら、一人ひとりに合ったスタイルを提案しています。
成人式やビジネス用のスーツとは異なり、結婚式のスーツには「二人の記念日を彩る服」という役割があります。
だからこそ、価格やブランドだけで決めず、どんな一日にしたいのかから逆算して選ぶことをおすすめします。
新郎の服装選びでは、「結婚式だから黒」「新郎だからタキシード」というように、決められた正解だけを探す必要はありません。
重要なのは、
結婚式の格式に合っているか
花嫁の衣装とバランスが取れているか
自分の体型に合っているか
長時間着ても快適か
結婚式後も着るのか
自分らしさを表現できているか
という点です。
特にサイズ感は、写真に残る結婚式だからこそ妥協したくないポイント。
既製品でなかなかサイズが合わない方や、「せっかくの結婚式だから自分に合った一着を作りたい」という方には、オーダースーツという選択肢があります。
岡山で新郎の服装を検討しているなら、オーダースーツ専門店としての知識に加え、岡山デニムという地域ならではの素材も含めて相談してみてはいかがでしょうか。
ロードハウスでは、結婚式という特別な一日だけでなく、その後の仕事やオケージョンまで見据えながら、お客様に合った一着をご提案しています。
「何を着ればいいか分からない」という段階からでも大丈夫です。
会場、花嫁の衣装、結婚式のスタイル、着用後の用途などを整理しながら、自分らしい新郎の服装を一緒に考えていきましょう。