2025.05.22 結婚式参列衣装
結婚式の披露宴が終わってホッとしたのも束の間、次に控えるのが「二次会」。カジュアルすぎてもNG、フォーマルすぎても浮いてしまう。そんな悩みを抱える男性は少なくありません。本記事では、二次会にふさわしい“カジュアルフォーマル”のコーディネート術を、ジャケパンやセットアップの使い方、小物で差をつけるポイントまで徹底解説します。TPOを押さえて、きちんと感と遊び心を両立させましょう。
結婚式の二次会は、披露宴と違って少し肩の力を抜いた雰囲気が特徴です。ただし、主役は新郎新婦。ゲストとしての“節度ある装い”は求められます。披露宴のようなフォーマルスーツをそのまま着ても構いませんが、会場の雰囲気や時間帯に応じて少しカジュアルダウンするのが一般的。結婚式の延長線ではなく、独立したパーティーとして考え、相応しい服装を選ぶことが好印象につながります。
「カジュアルフォーマル」とは、フォーマル感を保ちつつ、リラックスした印象も与えるスタイル。シャツはノータイでも清潔感があればOK。Tシャツのようなラフすぎるものは避けましょう。色使いも落ち着いたトーンをベースに、アクセントを加えるのがポイント。上下セットで整えていれば、少々遊び心のあるアイテムも許容されます。「清潔感」と「場の空気を壊さないこと」が、最も重要なキーワードです。
ジャケットとパンツを別で選ぶ“ジャケパンスタイル”は、手軽にこなれた雰囲気を演出できる王道スタイル。ネイビー×グレーやベージュ×ブラウンなどの色合わせで季節感も出せます。一方で“セットアップ”は、まとまりのある洗練スタイルを簡単に叶える万能アイテム。ストレッチ素材やシワになりにくい生地のものを選べば、移動や長時間の着用にも◎。カラーはブラックやチャコールなら失敗なしです。
足元は革靴で締めるのが基本ですが、カジュアルな会場ならキレイめスニーカーもあり。色は白・黒・ネイビーが好相性。小物で個性を出すなら、時計やベルト、ポケットチーフに注目。チーフは柄物で華やかさを加え、時計はクラシックなレザータイプを選ぶとバランスが取りやすくなります。全体がシンプルなら、小物でほんの少し遊ぶのが「ちょうどいい抜け感」になります。
春夏は、リネン混の軽やかなジャケットや明るめカラーで爽やかな印象を演出しましょう。ノータイにバンドカラーシャツを合わせれば涼しげで今っぽい印象に。秋冬は、ウール混やツイードジャケットで重厚感をプラスし、落ち着いたネイビーやチャコールカラーを基調に。季節感を意識した素材選びと色使いが、二次会でも周囲と差がつくポイントになります。
ジャケットを羽織ってもTシャツ+チノパン+スニーカーなど、ラフすぎる格好はNG。特に新郎新婦よりカジュアルに見えるのは絶対に避けたいところ。また、派手すぎる柄物やダメージ加工も要注意。もし個性を出したいなら、チーフや時計で軽くアクセントを加える程度がベスト。色も黒・ネイビー・グレーを基調にし、ビビッドカラーはワンポイントまでにとどめましょう。
結婚式二次会では、「フォーマルすぎず、カジュアルすぎない」絶妙なラインを狙った装いが求められます。ジャケパンやセットアップをベースに、シャツや靴、小物で個性を加えるのが正解。季節や会場に合わせたスタイリングで、場の雰囲気を壊さずおしゃれに決めることができます。自分らしさと礼儀のバランスを取った装いで、好印象なゲストを目指しましょう。
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