アンボタンマナーって知ってる?スーツのボタンマナー。

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アンボタンマナーって知ってる?スーツのボタンマナー。

アンボタンマナーって知ってる?スーツのボタンマナー。

普段スーツをよく着られる方ならご存じかと思いますが、スーツのボタンの数は「2つボタン」や「3つボタン」少し変わった「ダブルボタン」など、色々な種類があります。

ボタンの数によってスーツのスタイルも変わりますし、留めるべきボタンの数も異なります。

今回は以外と知らないスーツの正しい着こなし方、スーツのボタンマナーをご説明致します。

スーツのボタン数は大きく分けて4種類。

1つボタン・2つボタン・3つボタン・ダブルボタン、その他にもデザイン物によってはもっと多い物もありますが、今回は基本の4種類それぞれの特徴と、向いている着用シーン、ボタンの留め方をご説明します。

目次

1つボタンの特徴

ご覧の通り、1つだけボタンが付いているデザインです。

ボタンが1つなのでVゾーンが広く、ドレッシーで華やかな印象です。

1つボタンは最もフォーマルなボタン数のため、格式が高いタキシードやモーニングコートなどに採用される事が多いです。

ですので、ビジネスシーンのスーツにはフォーマルとの使い分けを考えると1つボタンは向いていません。

正しい留め方

1つボタンのスーツは、フォーマルなシーンでしか着用しませんので、ボタンをはずして着用する事はありません。

2つボタン特徴

「2つボタン」です。一番よく目にするデザインだと思います。

ビジネススーツではこの2つボタンが一般的とされておりVゾーンの開きも程よく、ビジネス以外にもフォーマルやカジュアルなどな幅広いシーンに向いています。

正しい留め方

正しい留め方は、「上のボタンは留め、下のボタンは留めないアンボタン」です。

これが、アンボタンマナーです。

「アンボタンマナー」とは?

諸説ありますが、中世のヨーロッパのパーティーで、来客された重要なゲストの方の上着のボタンが取れており、それに気づいた主催者の主人が気を使ってスタッフ全員のボタンを外させたと言われている事が始まりと言われています。

ですので、着こなしに気遣いを表して、一番下のボタンを留めないのです。

合わせて、スーツをキレイに着こなす為に重要なのもアンボタンマナーです。

スーツのデザインによって、ボタンを掛けない方がウエストラインと骨盤の広がりが一つの線に繋がり、スーツをキレイに見せる効果もあります。

3つボタン特徴

3つボタンは少し複雑で、デザインとして2つ存在します。

一般的な3つボタンデザインと段返り3つボタンがあります。

それぞれの特徴と正しいボタンの留め方を紹介します。

特徴

一般的な「3つボタン」は、元々イギリスの軍服の制服に代表される詰襟から派生したデザインで、

詰襟を外に倒した形が原型です。固く誠実な印象の上着になります。

ビジネスからフォーマルなシーンまで幅広く着用できますが、トレンドとして、2つボタンが優勢となっていますので、今は見かける機会は少ないかもしれません。

正しい留め方

「上と真ん中のボタンを留め、下のボタンは留めないアンボタン」が正しい留め方です。

特徴

もう一つは「段返り3つボタン」と呼ばれる、2つボタンに見える3つボタンの上着です。

一番上のボタンは折り返りの部分に隠れて見えにくくなっています。

軍服だった上着から大衆化していく過程で、三つボタンの一番上のボタンを外した着こなしから生まれたデザインです。

少しクラシカルなスーツにしたいけど、現代的な雰囲気も取り入れたい、オシャレ上級者の方にお勧めです。

正しい留め方

段返り3つボタンスーツは、「真ん中のボタンだけ留め、上と下のボタンは留めないアンボタン」が正しい留め方です。

ダブルボタン

ダブルボタンは、ダブルブレストまたはダブルスーツとも呼ばれます。

こちらも軍服であった頃に、風の向きに合わせて、前合わせを入れ替えて隙間風をしのぐ為に生まれたデザインという説が有力ですが、分厚い芯材を胴廻りに入れ、さらに二重に重ねて突き刺しに強くしていた説など、諸説あります。

コックのコックコートのデザインもダブルである事から後者の突き刺しに強くしていた説も有力な気もします。

特徴

ボタンが2列に並んでいることから「ダブル」と名付けられました。

ダブルボタンも着用シーンに制限がなく、ビジネスシーンやフォーマルなシーン、カジュアルシーンなど幅広いシーンで身につけられますが、堂々としたデザインの為、着用される方によっては、気の引けてします事もあると思いますが、逆に貫禄は演出したい方にはお勧めです。

 

正しい留め方

ダブルボタンの総数によってさらに細かく分けられます。

 

・総数左右に2つ、留められるボタン1つの場合

留められるボタンが1つの場合は「1つのボタンを留める」

その他に総数左右に4つから6つで一番下のボタンだけ留めるデザインもあります。

シングルの上着と同様に、一番下1つだけ留めるデザインが一番ドレッシーな印象です。

 

・総数4つ、留められるボタン2つの場合

留められるボタンが2つの場合は「上のボタンを留め、下のボタンは留めないアンボタン」

 

・総数6つ、留められるボタン下から2つの場合 ※写真のデザインです。

留められるボタンが2つの場合は「下のボタンだけ留めないアンボタン」

 

・総数6つ、留められるボタン3つの場合

留められるボタンが3つの場合は「上二つを留めて一番下のボタンだけ留めないアンボタン」

となります。

その他のボタンマナー

座るときはボタンを開ける

通常立ち上がっている時は上着のボタンは留めておくのがマナーですが、座るときはすボタンを開ける事をお勧めします。

座った時にボタンを留めていると、生地が引っ張られて傷んだり、ボタンの所にシワが残る為です。

ベストを着用するときは上着のボタンを留めなくて大丈夫

上着の下にベスト着用時には、立ち上がっていても上着のボタンを留めなくても失礼にはなりません。

前を開けて着る着こなしは、華やかの印象になりますので、パーティーや結婚式の参列など華やかな着こなしとしてベストはおすすめです。

ベストも一番下のボタンはアンボタン

ベストも「一番下のボタンはアンボタン」 上着と同じ考えで大丈夫です。

まとめ

スーツのボタンマナーは、いかがだったでしょうか。

基本的には、上記の内容に従ってスーツを着こなしたもらえば大丈夫なのですが、地域や着られる方の年代層、認識によって多少異なる場合もあります。

着こなしの本来のルールは、アンボタンマナーが生まれたように、相手を想い、重んじる事です。

その場の雰囲気に合わせる事も大切な着こなしのルールですので、気持ちよく、かっこよくスーツを着こなしましょう。