ネクタイは、「ディンプルと長さと結び」で決まる。

2019.11.05

ネクタイは、「ディンプルと長さと結び」で決まる。

こんにちは、ロードハウス 赤尾です。

 

一段と寒くなり、そろそろ暖房もって言う人も増えているんじゃないでしょうか?私も、年齢とともに、暑さと寒さの狭間が、年々狭くなっている感じです。快適な温度が狭くなってしまいました。

 

流石に、皆様もスーツでいらっしゃる時間も徐々に増えているんじゃないでしょうか?

 

スーツでいる場合に気を付けなければいけないこと、コーディネートやローテーションなど色々とありますが、

 

「ネクタイ」の見せ方もその一つになります。ネクタイもバランスを整えることで、見せ方が、一層Goodになります。

 

 

本日は、そのネクタイをしたスタイルで、気にするべき項目を3つあげて、そのことについて、記したいと思います。

 

1・ネクタイの長さについて。

 

ネクタイの長さですが、基本的に国産のものとインポート(欧米もの)では長さが異なる場合が多いです。国産ものは、140cmくらいのもの多いのですが、欧米ものは、150cmくらいのものがあります。150cmくらいのものだと、プレーンノットにした場合、日本人には少し長さが長くなる場合が多いので気を付けましょう。

 

ネクタイの長さ(剣先の位置)ですが、基本的には、ベルトの中心(穴の位置)が、剣先の正しい位置だと思ってください。

 

 

長すぎると、ダサく見えます。短すぎるとサマなりません。特にベスト着用時は、ベストの裾からネクタイが覗くとカッコ悪いので気を付けましょう。

 

2・結び目には、ディンプルを作ろう。

 

ディンプルとは、ネクタイの結び目に作る、くぼみのことで、直訳は、エクボです。

このディンプルは、一つのくぼみのディンプルと、2つくぼみを作るダブルディンプルが有ります。

 

このディンプルの作り方は、コツが必要ですが、なかなか説明が難しいのですが、ネクタイを最後通した時から、指で結び目にくぼみを作っておくのが、コツです。(分かりにくくスミマセン)

 

 

この根元からくぼみをきちんと入れておかないと、時間と経過と合わせて、ディンプルがなくなってしまうこともあるので、くぼみは、根本から、作ることえを覚えておいてください。

 

このディンプルが、2つになると、より一層華やかな雰囲気になります。

 

 

お祝いのシュチュエーションなどにも、最適です。このダブルディンプルは、最初ディンプルを作らずに、ふんわりと結び、左右の端を丸めながらくぼみを作りながら、ネクタイを締めていくのがコツです。(これもうまく説明できなくてすみません)

 

是非、ディンプは作るようにしてください。

 

 

3・ネクタイの結び(ノット)は、シャツのカラーや持たせたいボリューム、ネクタイの厚み、などによって使い分けよう。

 

皆様、ネクタイの結びについては、よくご存知だと思います。

 

「プレーンノット」「セミウインザーノット」「ウィンザーノット」などです。

後にいくほど、結びが大きくなります。

 

最近は、プレーンノットの方が多い様な印象です。確かにスッキリして、キレイに見えますよね。私もプレーンノットが多いです。

 

もう一つ、付け加えておきたいのが、プレーンノットだと、見た感じが薄くなりがちのあのですが、ネクタイの結びに立体感を必ずもたすようにしてください。

表現が難しいですが、ヨレヨレに見えたり、ペラペラに見えたりしないように注意して結んでください。(根本まできちんと)

 

セミウィンザーノットやウィンザーノットなどは、結びが大きくなるので、シャツの襟が、ワイドやカッタウェイなど開きがあるものの相性がいいです。開きが大きくなるので、プレーンノットで、ネクタイの紐の部分が衿元から見えるのが気になる方は、ボリュームを持たせてください。

 

ネクタイの厚みによっても、変える必要もあります。厚いものだと、プレーンノットであってもかなりのボリュームがでるものもあります。

 

 

以上のことに気を付けてネクタイをスマートにしてください。

 

ネクタイは、相手への敬意を表すものです。是非このネクタイの文化を大切にしてください。