『後輩の見本になるスーツスタイル ー2年目・3年目が意識すべき”一歩上”の着こなしー』

2026.01.18 ビジネススーツ セットアップ

『後輩の見本になるスーツスタイル ー2年目・3年目が意識すべき”一歩上”の着こなしー』

1年目と同じ格好だと、成長が見えない

2年目・3年目は、仕事の中身だけでなく「見た目の信頼感」も求められる時期です。新入社員の隣に立ったとき、同じようなリクルートスーツに見えてしまうと、本人は真面目でも“頼りなさ”が残ってしまいます。

このタイミングで目指したいのは、「派手」ではなく「整っている」。後輩から見て、“あの先輩みたいになりたい”と思われる、自然な格上げです。

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リクルートスーツから脱却するベストなタイミング

結論から言うと、研修が終わり、社内外の人と関わる機会が増えた頃が切り替えの好機です。理由はシンプルで、スーツは“場への敬意”を表す装備だから。名刺交換、訪問、打ち合わせなど、相手に与える印象が成果に影響する場面が増えます。

目安としては、既製品の3〜4万円台で「生地感が良い」「仕立てがきれい」「サイズが合う」スーツを1着、もしくはオーダーの6~7万代の1着を追加するだけでも、印象は大きく変わります。高級品を買うより、まず“雑に見えない”品質に投資するのが正解です。

無地だけから一歩進む:柄で“先輩感”をつくる

2〜3年目のスーツは、無地一択から少しだけ幅を広げると、簡単に差別化できます。おすすめは次の2つです。

まずはシャドーストライプ。遠目では無地に見えるのに、近くで見ると品の良さが出ます。「真面目さ」を保ったまま、きちんとアップデートできる柄です。

次にウィンドウペーン。格子柄でも線が細く控えめなものなら、落ち着いた印象のまま“こなれ感”が出ます。新入社員には難しい柄だからこそ、先輩らしい余裕を表現できます。

重要なのは、柄を「主張」させるのではなく、「整って見える範囲で使う」こと。後輩の見本になる人ほど、やりすぎません。

スリーピースで「きちんと感」を底上げする

後輩の前に立つ立場になると、ジャケットを脱ぐ場面も増えます。そんなときに強いのがスリーピース(ベスト付き)です。

ベストがあるだけで、姿勢が良く見え、仕事ができる印象が出ます。ジャケットを脱いでもだらしなくならず、社内でも外回りでも“頼れる先輩”の雰囲気が作れます。

ただし、ベストはサイズが合っていないと逆効果。胸回りが浮く・胴回りがきつい・丈が短い、などは清潔感を損ねます。スリーピースは「サイズ感が命」と覚えておきましょう。

後輩から憧れられる人の共通点は「細部の整え方」

“見本になる先輩”は、スーツそのものよりも、細部が整っています。たとえば次のようなポイントです。

シャツの襟が汚れていない。袖丈が合っている。ネクタイの結び目が緩んでいない。靴が磨かれている。こうした当たり前の積み重ねが、信頼感につながります。

逆に、スーツが高くても「靴がくたびれている」「肩が落ちている」「パンツがテカっている」などがあると、一気に“だらしない先輩”に見えてしまいます。後輩は意外と、こういう部分を見ています。

サイズ感へのこだわりが、先輩らしさを決める

2〜3年目で最も差がつくのは、実はサイズ感です。肩幅が合っているか。ジャケットのウエストが余っていないか。パンツが太すぎたり短すぎたりしないか。ここが整うと、同じネイビーでも一段上に見えます。

そしてサイズ感とセットで大事なのが体型維持です。社会人になると生活リズムが変わり、体型が変わりやすくなります。少しの変化でも、スーツはすぐ“疲れて見える”方向に出ます。

「最近スーツがしっくりこない」と感じたら、買い替えより先にサイズ調整を。直せるところを直すだけで、見た目は驚くほど改善します。

まとめ:2〜3年目のスーツは「信頼をとれるか」で選ぶ

2年目・3年目のスーツ選びは、おしゃれのためではなく、信頼のため。リクルート感を卒業し、品質とサイズ感を整え、控えめな柄やスリーピースで“先輩らしさ”を足す。

それだけで、後輩にとっての見本になり、上司や取引先からの見られ方も変わります。新しい期のスタートは、スーツをアップデートする絶好の機会です。

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