セルヴィッチデニムスーツの魅力と選び方

2025.12.08 岡山デニムスーツ

セルヴィッチデニムスーツの魅力と選び方

デニム文化が根付く岡山でも、セルヴィッチデニムを使ったスーツはまだ数少ない特別な存在です。旧式のシャトル織機で丁寧に織られたセルヴィッチデニムには、大量生産にはない“深い味わい”と“品格”があります。
ビジネススーツの需要が減った今だからこそ、周りと差がつき、長く付き合える素材を選びたい。そんな方へ、セルヴィッチデニムスーツの魅力をわかりやすくご紹介します。
 
 
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セルヴィッチデニムとは

セルヴィッチデニムは、旧式のシャトル織機でゆっくり織られた生地で、両端に“耳(セルヴィッチ)”と呼ばれる綺麗なラインが走るのが特徴です。
1本の糸を無理なく通しながら織るため、素材の風合いが豊かに残り、立体的で奥行きのある表情に仕上がります。

・丈夫で長持ちする
・経年変化が美しい
・大量生産品とは違う個性が出る

これらの要素が合わさり、「服好きが最後に行き着くデニム」と言われるほど。

なぜスーツにすると魅力が増すのか

テーラーの技術が生地に素直に反映され、立体的なシルエットが際立つ。
胸のふくらみ、肩の丸み、Vゾーンの深さまで、ドレス服としての完成度が高まります。

●経年変化がジャケットにもパンツにも宿る

着込むほどにシワが味になり、色が落ち、表情が変わっていく。
“自分だけの一着”に育つスーツは、他では絶対に手に入りません。

●ドレス × 無骨さの唯一無二のバランス

フォーマルの仕立てとデニムのラフさの調和。
きれいめな装いに、こなれた空気が生まれます。

セルヴィッチならではの価値

セルヴィッチデニムは生地幅が狭いため、同じ一着でも“約2倍の長さの生地”を必要とします。

デニム好きはもちろん、選ぶ服に価値を求める大人にこそふさわしい素材です。

スタイリングの楽しさ
●ビジネスでも浮かない上品さ

濃紺・深いインディゴのセルヴィッチは、光沢を帯び、ウールスーツに近い上品さを持ちます。

●休日はラフに

Tシャツ・ニットに合わせるだけで“こなれ感”が出るため、セットアップの汎用性は抜群。

●ジャケット単体でも強い

デニムなのにキレイめ。洗練された印象を保ちながら、幅広いシーンで使えます。

セルヴィッチデニムスーツは誰に向いている?

・長く愛せる一着を求めている
・大量生産の服には無い雰囲気
・上質な素材・ストーリーに価値を感じる
・ウール以外のスーツを探している
・オンオフ両方で着られるものがほしい

こうした方には、間違いなく満足していただけます。

まとめ

セルヴィッチデニムスーツは、
“仕立ての美しさ×素材の深み×経年変化”
すべてを楽しめる、唯一無二の存在です。

時代が変わっても消えない価値を持ち、着るほどに自分らしさが増す一着。
スーツの新しい選択肢として、ぜひ味わっていただきたい素材です。

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