オーダースーツの失敗まとめ・失敗しない為のオーダー法とは!

2023.03.06 ビジネススーツ

オーダースーツの失敗まとめ・失敗しない為のオーダー法とは!

 

オーダースーツは、着用する用途や好みのテイストに合わせて自分の体にフィットしたスーツを仕立てられるのが魅力です。

しかし、店頭で出来上がったスーツを試着した時に「イメージが違った」と感じる事もあるかもしれません。

 

せっかくオーダーするのなら、なるべく失敗は避けたいものです。

そこで今回は、オーダースーツで失敗しやすいポイント失敗しないための知識正しいオーダー方法をご紹介します。

 

目次

オーダースーツで失敗しやすいポイントは?

サイズが合わない

単純に大きかった小さかったという事もありますが「立ったままならいいけれど、腕やひざを曲げるとキツイ」というのも失敗の一つです。

この失敗はサイズの確認が不十分だったときや、選んだ生地の特性である伸縮性などを理解しないまま生地を選んだときに多くみられます。

シルエットがしっくりこない

オーダースーツの基礎となる型紙や生地のハリ感や落ち感などによってシルエットが変化します。店頭の仕上がり見本を良く見ていなかったり、生地の風合いをしっかりと確認しなかったり、仮縫いにあたるフィティングでの確認不足があったりすると、完成時のシルエットに違和感を感じます。

思った生地と色や風合いが違う

オーダースーツの場合、スーツを生地の状態で見て仕上がりをイメージする事になります。

お店によって、生地を束ねた生地見本帳で見たり、畳んだ生地の状態であったりと実際に着用する時の環境は異なりますので、生地の確認の仕方を間違っていると想像とは違う色のスーツが出来上がってしまいます。

失敗しないためのポイントと正しいオーダー方法は?

オーダースーツでの失敗のほとんどは確認不足と間違った確認の仕方によるものという事を分かって頂けたと思います。

その為、オーダースーツを失敗しないためには、正しい確認の仕方や方法を知った上でオーダーすることが大切です。

イメージを正しく伝える

 

何より仕上がった実物の無いオーダースーツでは、完成形の希望のイメージを明確にテーラーへ伝える事が大切です。

「どのようなシーンで着るスーツなのか」「自分をどんな印象に見せたいのか」などのイメージをある程度固めた状態で伝えるようにしましょう。

 

伝え方も重要で、口頭で伝えるだけでは自信が無い場合は、希望する仕上がりイメージに近い写真や、サイズ感などでは自分が持っている洋服を持参してイメージを伝えると、自分が希望する事の高いレベルで伝える事ができますので、おすすめです。

テーラーは洋服のプロですので、要望を正しく伝えれば適切な対応をしてくれますが、イメージが抽象的すぎる時や伝え方が曖昧では仕上がりも満足出来る物には近づけられないでしょう。

要望に対応できるかの確認

 

要望を正しく伝えてた上で、要望に近いお店の仕上がり見本を詳しく見せてもらうなどの確認も重要です。

オーダースーツでも、全ての要望を叶える事は難しく、お店ごとのスーツの基礎となる型紙の違いもありますし、取り扱いの無いデザインなども存在します。

話を進めて行く中で出来る事と出来ない事の確認をしましょう。

また、要望の中で妥協できる所と妥協できない所のスリ合わせを事前に確認しておきましょう。

生地の色、風合いの確認方法

 

仕上がりの生地をイメージ通りにするためには生地の色味や光沢、伸縮性をキチンと確認することが重要です。生地の仕上がりイメージが分かりにくい場合は体に沿わせて確認してみたり、なるべく明るい外光が入る所で確認するとイメージしやすくなります。

生地見本が生地を束ねた生地見本帳の場合は、体に沿わせられない為、色合いや質感の近い大きな生地を体に当てさせてもらい確認させてもらいましょう。

似寄りの色や柄が多少違っても体に沿わせて確認すれば色の基準が分かりますので、今あわせた生地よりも暗いや明るいの判断がしやすくなります。

生地の伸縮感や落ち感などの違いは分かりにくいと思いますので、テーラーのアドバイスをもらうようにしてみて下さい。

サイズ・シルエット・デザインの確認方法

 

サイズ感とシルエットは、見本服(スーツの仕上がり見本)を試着させてもらい、細かい所ではピン打ちや仮縫いで微調整しながら行いますので、フィット感や全体のシルエットを確認します。

 

この時、衿の形や幅、体型に合ったベントなどの細かい部分は、テーラーに相談するのがおすすめです。

基本的には立ち上がった状態でフィット感やシルエットを確認しますが、椅子に座った状態や仕事で良く使う動作をしても支障が出ないかもテーラーと確認しながら進めてみて下さい。

 

また、選ばれた生地によって同じサイズでも着心地も見た目も変わる為、試着見本と選ばれた実際の生地との違いを相談して、見た目と着心地のバランスを確認してオーダーしてみて下さい。

 

まとめ

今回は、オーダースーツで失敗しやすいポイントと失敗しないための知識、正しいオーダー方法をご紹介してきました。

オーダースーツを検討している方は、正しいオーダー方法を参考にして素晴らしいスーツを手に入れて下さい。


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