スーツが仕事に与える影響について。

2020.02.16 ビジネススーツ

スーツが仕事に与える影響について。

こんにちは、ロードハウス 赤尾です。

 

2月なのに暖かい日が続いていますね、これで「コロナウイルス」がなければ、すがすがしい気持ちで春への準備ができるのに、って思っている今日この頃です。

 

本日は、スーツを着用することでの、「自分自身への影響」と「他の人への印象」の2つの観点から、見ていきたいと思います。

 

 

ひとつお断りをいれておきますが、決して、ドレスコードフリーやビジネスカジュアルを否定していることではないので、それだけはご理解ください。(時代の流れに逆らうものではありません)

 

改めて、

 

例えば、よくある話で、アクション映画を観た後に「自分がちょっと強くなった感じに思えて肩で風をきって」歩いたり、

任侠映画を見た後に「言葉使いが粗くなって、広島弁になったり」っていう経験がみなさんあると思います。

 

 

同じように、服装からの自分に与えられる影響も、意識的にも無意識的にも、それに匹敵するくらい与えられているのです。

 

 

有名な言葉で、フランスのナポレオンの「人はその制服通りの人になる」という言葉があります。

 

 

服装を決めることで、自らイメージした人間に無意識的にもなろうとしており、錯覚することで、イメージに近くなるということです。ナポレオン自身もそれを分かっていたので、皇帝即位後も、兵の前に立つときは軍服を着用していました。

 

ビジネスウェア(ビジネススーツ)を着用した場合の方が、スエットなどのウェアを着た場合と比較して、創造的にも交渉的にも、優秀な結果を得られているといった実験結果が得られています。

 

 

これには、周りからの評価(見え方)も加わっていますが、多くは自分の無意識に受けた影響が大きいのです。

 

学校においても、制服を着ている方が真面目に取り組めるといった経験もあったと思います。それと同じです。

 

 

周りに与える影響(見た目の印象)に関しては、今まで議論されてきたことであり、周りの目は昔ほどスーツに向かっているとも、確かに思いません。

ただ、周りからの見え方での真面目な印象としてのマイナスは変わらずにないです。

 

 

そして、自分自身の行動や集中力に影響があり、成果が変わってくるのであれば、少しは「スーツ」を見直すきっかけになりませんか。

 

 

そこから一歩進んで考えた時に、私的にも、科学的にも一番お勧めするスタイルをお伝えします。

 

それは、仕事ではスーツを着用しますが、全てきっちりと着るのではなく、少し崩したり、色を入れたり、こだわりの柄を入れたりすることです。

 

 

例えば、ノーネクタイでスーツを着用、デニムスーツ、ジャケパンスタイル、足元はブーツ、派手な色のネクタイ、カットソーの上にスーツを着用  などなど

 

 

もちろん職業にもよるのですが、よりクリエイティブな職業の方は、このような少し外した着こなしの方が「できる」と思われる傾向があります。

 

 

これは、自分のこだわりを貫いても立場が悪くならないだけの実力を持っていると、相手に思わせることが出来るからなのです。

 

 

そうです、結果このような人がモテる人なんだと思います。

 

このように、ビジネスの制服として捉えるのではなく、ご自分を向上させるアイテムとして、そして楽しむウェアとして「スーツ」を捉えなおしてくれたらうれしいです。

 

ありがとうございました。

 

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