2026.01.16 パターンオーダーシューズ ビジネススーツ
社会人としての第一歩を踏み出す新入社員にとって、スーツは「ビジネスの制服」です。どれだけ仕事への熱意があっても、スーツの着こなしが不適切だと、それだけで評価を下げてしまうことも。
清潔感、誠実さ、信頼感。これらをスーツで表現することが、新入社員に求められる第一条件です。このガイドで、恥をかかないスーツマナーを完全マスターしましょう。
スーツ選びで最も重要なのが肩幅です。ジャケットを羽織ったとき、肩の縫い目が自分の肩の端と一致しているか確認しましょう。
大きすぎると「だらしない」印象に、小さすぎると「窮屈」に見えます。肩幅は後から調整が難しい部分なので、試着時に必ずチェックすべき最優先ポイントです。
ジャケットの着丈は、立った状態でお尻が隠れる程度が基本。手を自然に下ろしたとき、親指の第二関節あたりに裾がくる長さが理想です。
短すぎるとカジュアルな印象になり、長すぎると野暮ったく見えます。座ったときに背中が引っ張られすぎないかも確認しましょう。
ジャケットの袖丈は、腕を自然に下ろしたとき、手首の骨が隠れる程度が適切です。
そして重要なルールが「シャツはジャケットから1cm出す」こと。この1cmが、清潔感と洗練された印象を生み出します。ジャケットの袖口からシャツのカフスがわずかに見えている状態が正解です。
パンツの股下丈は、靴に軽く触れて少したるみができる「ハーフクッション」が基本。立った状態で、靴の甲に裾が軽く乗り、少しだけシワができる程度が理想です。
裾が短すぎるとカジュアルすぎる印象に。長すぎると地面を引きずって不衛生に見えます。
ネクタイの長さは、大剣(太い方)の先端がベルトのバックルにかかるか、わずかに隠れる程度が理想です。
短すぎると子どもっぽく、長すぎるとだらしない印象を与えます。結び方によって長さが変わるので、毎朝鏡で確認する習慣をつけましょう。
ネクタイの結び目は、シャツの襟との間に隙間ができないよう、しっかりと締め上げます。緩んだネクタイは、だらしなさの象徴です。
ディンプル(結び目の下のくぼみ)を作ると、より立体的で洗練された印象になります。
新入社員のビジネスシューズは、黒の内羽根ストレートチップが基本中の基本です。
「内羽根」とは、靴紐を通す部分が甲の内側に縫い付けられているデザイン。フォーマル度が高く、ビジネスシーンに最適です。
「ストレートチップ」は、つま先に一本の線(ステッチ)が入ったデザイン。シンプルで上品、どんなスーツにも合わせやすい万能靴です。
新入社員のうちは、茶色の靴やローファー(紐なし靴)は避けましょう。カジュアルすぎる印象を与えます。
靴は毎日磨く習慣を。汚れた靴は、どんなに良いスーツを着ていても台無しにしてしまいます。
新入社員が避けるべきスーツの色が、ライトグレーやライトブルーなどの明るい色です。明るい色のスーツはカジュアルな印象が強く、周囲から浮いてしまう可能性があります。
基本はネイビー、チャコールグレー。この2色を選んでおけば間違いありません。
ブラウンやベージュ系のスーツも、新入社員のうちは避けた方が無難です。おしゃれ上級者向けの色で、着こなしが難しいのが理由。
30代以降、ある程度の立場になってから挑戦する色と考えましょう。新入社員のうちは、ベーシックな色で誠実さをアピールすることが重要です。
スーツを長持ちさせる最も効果的な方法が、帰宅後のブラッシングです。スーツ用のブラシで、上から下へ軽くブラッシング。ホコリや花粉を落とし、繊維の流れを整えます。
たった1〜2分の習慣で、スーツの寿命が大きく変わります。
脱いだスーツは、必ず厚みのある専用ハンガーにかけましょう。針金ハンガーは型崩れの原因になるのでNG。
風通しの良い場所に吊るし、湿気を飛ばします。同じスーツを連続で着用せず、最低1日は休ませることで生地を長持ちさせられます。
ジャケットやパンツのポケットに物を入れたままにすると、型崩れやシワの原因に。帰宅したら、必ずポケットの中身をすべて出しましょう。
特にパンツの後ろポケットに財布を入れたまま座るのは厳禁。生地が伸び、不格好なシルエットになってしまいます。
クリーニングに出しすぎると、かえってスーツを傷めてしまいます。目安はワンシーズンに1〜2回程度。
日々のブラッシングと風通しで、清潔さを保つことができます。汚れが気になる部分は、濡れたタオルで軽く叩くように拭き取りましょう。
新入社員のスーツマナーは、決して難しいものではありません。
適切なサイズ感、シャツは1cm見せる、ネクタイはバックルが隠れる長さ、靴は黒の内羽根ストレートチップ、NG色は避ける、日々の手入れを怠らない。
この基本を押さえるだけで、あなたは「できる新入社員」として周囲から信頼されます。スーツマナーは、社会人としての第一歩。自信を持って、新しいステージに踏み出しましょう。