七五三パパの服装マナー!スーツ、セットアップ、ジャケパンどれが正解?

2025.05.17 フォーマル

七五三パパの服装マナー!スーツ、セットアップ、ジャケパンどれが正解?

七五三はお子さまの晴れ舞台。そんな特別な日に、パパはどんな服装を選べばいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか?スーツが無難?それとも少しカジュアルなセットアップやジャケパンでも大丈夫?家族写真に残る大切な1日だからこそ、TPOをわきまえた装いを選びたいもの。本記事では、パパの服装選びの基本マナーから、シーンに合わせたスタイルの選び方まで、わかりやすく解説します。

 
 
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服装の格を家族で揃える重要性


七五三は、家族全体で主役である子どもをお祝いする大切な行事です。父親としての服装は、単体でのカッコよさだけでなく、母親や子どもの服装との「格」を揃えることが最も重要です。例えば、子どもが和装であれば、父親もある程度きちんとしたフォーマル感のある装いを選ぶべきです。母親が着物やドレスの場合に、父親がカジュアルすぎるとちぐはぐな印象になります。まずは「家族で並んだ時に美しく見えるか」を基準に選びましょう。

主役である子どもを引き立てる装いのポイント


父親が目立ちすぎる服装では、七五三の意味合いがずれてしまいます。ダークトーンのスーツや落ち着いた色味のセットアップは、子どもを引き立てるための王道スタイルです。無地や控えめな柄を選び、華やかすぎる装飾や派手な色使いは避けるのがベター。ネクタイやポケットチーフなど小物でほんのり季節感を取り入れる程度にとどめ、全体として「上品で控えめ」な印象を目指すことが七五三パパの服装マナーです。

ビジネススーツとフォーマルスーツの違い


七五三におけるスーツ選びでは、普段のビジネススーツではなく、フォーマルなシーンを意識した装いが好まれます。特に黒やネイビー、ダークグレーなど落ち着いた色味の無地スーツが無難で、ストライプ柄などのビジネス感が強いデザインは避けると安心です。スーツの素材にも注目し、光沢のあるウール素材など上質感のあるものを選ぶと、写真写りも格段に良くなります。サイズもジャストに調整し、清潔感のある印象を心がけましょう。

シャツやネクタイで華やかさをプラスする方法


全体的に落ち着いたトーンのスーツでまとめた上で、シャツやネクタイでほんの少しの華やかさを加えるのが上級者の着こなしです。シャツは定番の白だけでなく、淡いブルーやピンクなども柔らかい印象を演出できます。ネクタイは無地や小紋柄で、派手すぎない色合いが好ましいですが、ワインレッドやネイビーベースに控えめな柄をあしらったものなど、さりげないアクセントになるアイテムを選ぶと、落ち着きと華やかさを両立できます。

セットアップの選び方とコーディネート例


セットアップは上下同じ素材で統一感を出せるアイテムとして、七五三でも人気が高まりつつあります。スーツほど堅くなく、カジュアルすぎない絶妙なバランスが魅力です。選ぶ際は、素材に上品さがあるものを選びましょう。ウール調やウール混、ツイル系の素材ならフォーマル感を損なわず、写真映えも抜群です。色はネイビーやチャコールグレーが安心ですが、秋ならブラウンやカーキなども季節感が出ておすすめ。インナーは白シャツ+ネクタイ、またはタートルネックで格を保ちつつ、品よくまとめましょう。

カジュアルすぎない着こなしのコツ


セットアップは便利な一方で、気を抜くとカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。そのため、着こなしにはいくつかポイントがあります。まず、インナーには襟付きのシャツを合わせること。襟なしのカットソーだけではラフに見えすぎます。また、足元もスニーカーではなく、革靴やレザーシューズを選ぶことで全体の格が一気に上がります。セットアップを選ぶ場合は、スーツよりもコーディネートに気を使う必要がありますが、その分、センスの良さが光る選択肢でもあります。

ジャケットとパンツの色合わせの基本


ジャケパンスタイルは、七五三においても「こなれた大人のきちんと感」を演出できるコーディネートです。ただし、色の組み合わせには注意が必要です。基本はコントラストを抑えた同系色や、落ち着いた色同士の組み合わせがベター。たとえば、ネイビージャケットにグレーのスラックスは鉄板の組み合わせ。逆に、ベージュ×ブラウンや、ブラック×チャコールといったトーンを揃えたコーディネートも上品にまとまります。派手なチェック柄や明るすぎるカラーは避け、「写真に映える落ち着き感」を基準に選びましょう。

小物でフォーマル感を演出するテクニック


ジャケパンスタイルでは、細部の仕上げによって「カジュアル」と「きちんと」の差が大きく出ます。ネクタイをきちんと締めるのはもちろん、ベルトと靴は同系色の革で揃えるのが基本です。さらに、白シャツやシンプルなポケットチーフを加えることで、フォーマルな印象がぐっと高まります。時計やカフスなどのアクセサリーも「控えめで品のあるもの」を選ぶと◎。全体として、スーツほど堅すぎず、それでいて“しっかり感”のある印象を作ることがジャケパン成功のコツです。

まとめ

七五三はお子さまが主役の日。パパの服装はあくまで「引き立て役」であることを意識し、家族全体のバランスを考えた控えめで上品なスタイルが理想です。フォーマルな場にふさわしいスーツはもちろん、カジュアル感のあるセットアップやジャケパンでも、色味や素材、着こなしを工夫すれば十分対応可能です。重要なのは、ママやお子さまとの「格」を合わせること。季節感や写真映えも考慮しながら、パパらしい一着を選びましょう。

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