2024.05.21 ビジネススーツ セットアップ ジャケット
夏の素材は？と聞かれて
最初に思い浮かぶのがリネン（麻）ではないでしょうか
今回は夏に最適なリネンジャケットの魅力を存分に紹介します。
麻（リネン）という素材についておさらいをしたいと思います
詳しくはリネンは、麻の中の一つの種類であり、衣料品に適している素材です。
歴史は古く紀元前数千年前からメソポタミアやエジプトでは栽培され、衣料として使わていました。
生地の特徴は、
見た印象がカジュアルで素朴だが、都会的な艶も持ち合わせる
通気性に優れて、吸湿発散が良い、快適。
丈夫で長持ち
生地がしなやか
抗菌作用
などが、いい面としてあげられます。
欠点もあります
・シワになりやすく、戻らない
・直接肌に触れるにはザラザラする
・洗うと縮む
このような特徴の繊維です
リネンジャケットは、
天然繊維らしいナチュアルな風合いがあるだけでなく、少しフォーマルな印象もあります。
コットンよりも生地は柔らかく繊細で、生地の魅力がダイレクトに感じられます
うまく表現できませんが
普通に機能的な綿のジャケットよりも
リネンのジャケットは、洗練され、上品で、格上の印象があります
これは、大量に出回って汎用性の高いコットンと比較すると
そのリネンの希少性が反映しているのかもしれません。
確かに、高級なブランド生地において、リネン100％はありますが、
綿100％の生地は意外と少ないです。
綿は、シルクやウール、レーヨンやリネンなど他の素材と混紡することで、グレード感をもたらしています
綿は機能的にとても優れた生地ですが、身近すぎる素材の為、リネンの魅力アップに一役買っている感じですね
リネンの繊維は中が空洞で、
空洞部には空気が含まれています。
その空気が余分な熱を逃がすことで夏は涼しく、
冬は中の空気が熱を保持するために保温効果もあります
リネンは、インナーよりも、
アウターとしての用途が最も適している素材です。
素材の良さが一番感じられるのがジャケットなのです。特に湿度が高く、風の少ない日本の夏には最適な選択と言えます
食わず嫌いならぬ、着ず嫌いになっていませんか？
着用するとリネンの素材の良さを感じてもらえます。
通気性を感じて、熱を溜めないジャケットの素材感を楽しめます。
試してみてください
ジャケットを着用する機会の減る時期に
リネンジャケットを着用することは相手の人にどのような印象をもたらすでしょうか
まず一番の印象ポイントは
『大人感』です
ジャケットの着用そのものが、大人の男性らしさの演出には効果的ですが、
中でもリネンジャケットは、カジュアル過ぎない、反対に堅苦しくもない。
大人の余裕やおしゃれを感じさせるアイテムです。
この時期トレンド感のある生成からベージュのリネンジャケットは好印象以外ないですね
１・「大人感」
２・「清潔感」
３・「おしゃれ」
そういった印象間違いなしです。
夏のビジネスシーンにおいて、
ジャケットの着用は
場面を選ぶことはあります
相手の方へどのような印象なのか
自身を知っておく必要があります。
どういったシチュエーションなのか？でもちろん服装は変わってきますが、
クールビズのジャケットなしが主流の時期に、ビジネスでジャケットを着用するということは、一番は相手の方への敬意のしるしになります。
相手の方を大事に思い、その場面も大事である表れです。
この場面で、選択肢としてスーツという選択肢ももちろんあります。
時にこの選択は重くなりすぎる（場の雰囲気や気持ち）懸念もあります。
スタイルとして私がお勧めしたいのは、ジャケパンのビジネスカジュアルスタイルです。
この場合、タイドアップすればよりビジネスフォーマルに、ノーネクタイならややカジュアルにその場に合わせることが可能です。
そのこは、『リネンジャケット』があり、大人で落着きがありでもきちんとしている印象を持ってもらえる
これが、いい選択であると思います。
麻のシワになりやすい、
縮みやすいの、
デメリットを克服するには少しメンテナンスに気を配る必要があります。
難しいメンテナンスは除き、
必ずしてほしいことは、
1・脱いだらハンガーにかけてください
しわになりやすい素材です。たたんでおいておくと折りじわが入ります。時間がたつとかなりしつこいシワになりますので、保管も含め必ずハンギングしてください
2・アイロンは手早く高温で
着用じわなどのしわは残りますが、神経質になる必要はありません。
気になる部分はアイロンでスチームして素早くアイロンしてください。
ただし、やりすぎは生地を傷める可能性があえりますので、早めに行いましょう。
衣料品は、食材と同じです。
旬な時に旬を味わうように
旬な時期に旬の素材を着用する
そんなライフスタイルが素敵だと思います。
