ビジカジでのジャケパン着こなし入門 これでテーラードジャケットは怖くない!

2023.03.21 ジャケット

ビジカジでのジャケパン着こなし入門 これでテーラードジャケットは怖くない!

今までは、スーツスタイルだった人も近年のビジネスカジュアル化の流れや、季節的なクールビズの流れもあり、

カッコよくテーラードジャケットを着こなしたいと思われえている方も多いと思います。

また、スーツスタイルを着用してきた人にとっては、ビジカジでのジャケパンスタイルの着こなしの難しさを感じることもあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ビジカジスタイルで決まるテーラードジャケットを選ぶ際のポイントと着こなしのポイントを解説して行きます。

目次

テーラードジャケットとは

テーラードジャケットとは本来、 テーラー=(紳士服の仕立て屋) 「仕立てたジャケット」といった意味を持っています。

しかし、その定義は現代曖昧な所となっており、一般的にはパンツとセットになっていないジャケット単品として認識されることが多いようです。

ですので、ビジネスシーンでのジャケパンスタイルやカジュアルシーンでのジャケットも「テーラードジャケット」と言う事になります。

スーツスタイルのジャケットとジャパンスタイルのジャケットの違い

スーツスタイルのジャケットは上下の生地が揃い、セットになっています。

また、スーツのジャケットはしっかりとした肩パッドやフラップポケットなどスーツ本来の形が保たれています。

ジャパンスタイルのジャケットは上下の生地が揃いなっておらず、肩パットや衿芯などの形を保つものが省かれた物も多く、デザインも簡略化しパッチポケットなどに変更されていたりします。

色柄も、スーツに比べ比較的カジュアルなものが多いのも特徴です。

基本のテーラードジャケットを選ぶ際の4つのポイント

ビジカジスタイルのコーディネートの基本となるテーラードジャケットの選び方を見て行きましょう。

グレーかネイビーを選ぶ

テーラードジャケットの中にも、フォーマルなものからカジュアルなものまで、さまざまなタイプのものがあります。

カジュアルスタイルで使うのであれば明るい色のテーラードジャケットでもいいのですが、ビジネスシーンにおいてジャケパンスタイルで着用するのであれば、さまざまなカラーと相性が良く、コーディネートのしやすいグレーやネイビーが最初はおすすめです。

落ち着いた印象も表現しやすい為、着こなし全体が上品にまとまります。

基本は無地が万能

無地のテーラードジャケットを着れば、シャツやネクタイにある程度柄の有るものを選んでも、まとまったコーディネートになりますので、まず一着は持っておくと便利でしょう。

しかし、持っているシャツやパンツ、ネクタイがダークカラーや無地のものばかりの場合は、落ち着いた柄が入ったテーラードジャケットを選ぶのもいいのですが、色の濃さの違いだけで表現された柄を選ぶほうが、色数が増えずコーディネートがしやすくなります。

季節を選ばない素材

ジャケットの定番素材はウール・コットン・リネンです。

ウールは、すべての季節で着用可能ですので、まずウールの通年着られる物から選びましょう。

ただし、ウールでも起毛した(ツイード、フランネル)素材は、秋冬のみに限定されてしまう為、お店の人に相談して違いを確認してみて下さい。

コットンは基本的には、春夏に向いていますが、肉厚の物は秋冬シーズンに着ても問題ありません。

リネン素材は、春夏に向いていおり通気性が良く涼しい素材です。

雰囲気も良くオシャレな素材なのですが、難点はシワが残りやすい傾向がありますので、ビジネスシーンには不向きな側面も持っています。

光沢が無いほうがカジュアル向き

ビジネスとカジュアルの違いを左右する大きな要素が素材の「光沢(ツヤ)」です。

カジュアルだけで着用するのであれば光沢が少ない物の方がその他のアイテムとも相性がいいでしょう。

反対にビジネスシーンで着用するのであれば適度に光沢があったほうが清潔感が増しビジネスシーン向きになります。

試着をしてサイズ感を確認するポイント

テーラードジャケットをカッコ良く着こなす上で必ず確認しておいておきたいのが、細部のサイズ感です。

印象を左右するポイントを見ておきましょう。

肩のサイズ

肩幅は、横ジワが入らず、指でひとつまみできるほどの適度な余裕がある物を選びましょう。

スーツの上着に比べ芯や肩パットが無い為、少しの違いで肩先が落ちてだらしない印象を与える事もありますので、肩のサイズ選びは重要です。

胴回りのサイズ

フロントボタンを留めたときに、握りこぶし一つ分の余裕があるか見てみましょう。

胴廻りも、ずん胴な印象を与えないように、体にフィットしたクビレが大切です。

ジャケットの長さ

手を降ろした状態で、上着丈が親指の付け根あたりに来ているか、手の平で上着の裾が掴める丈がポイントです。

後ろから見てお尻の一番高い位置より少し下に上着の裾が有ると全体のバランスが良く見えます。

袖の長さ

上着の下にシャツを着用して、シャツが袖先から1~1.5cm程出ているか見てみて下さい。

上着の袖が汚れにくくなると同時に軽快な印象と清潔感が出てきます。

この4点をチェックすれば、ジャストサイズでジャケットを着ることができます。

全体のバランスと合わせて確認してみて下さい。

まとめ

テーラードジャケットは羽織るだけで全体の印象をまとめられる便利なアイテムです。

ですが、着こなしの仕方で損をしてしまっているパターンも多く見かけますので、

今回の着こなしの内容を参考に、カッコ良くビジカジでのテーラードジャケットを活用してみてください。

 

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