失敗しない! 学会用スーツの選び方( 医療従事者の方必見 )!

2022.03.15 ビジネススーツ ジャケット スラックス ビジネスシャツ

失敗しない! 学会用スーツの選び方( 医療従事者の方必見 )!

失敗しない!学会用スーツの選び方 ( 医療従事者の方必見 )

学会、勉強会に何気なく着ていかれてるスーツ、実はマナー違反かもしれません。

 

でも、ご安心ください。

 

少しの知識で、学会にふさわしいスーツスタイルを手にいれる事が出来ます。

 

また、学会、勉強会向けスーツは、ご家族のライフイベント( 七五三、お子様の入学式、卒業式、結婚式参列など )でも使えますので、1着あると重宝します。

 

目次

学術集会、学術大会への一般参加の服装と着こなしマナー

一般参加の方はコチラで詳しく解説しています。

発表する男性のスタイル

学会いは大きな会場を貸し切って開催される事が多く、目上の方に失礼があってはならない為、スーツスタイルが基本です。

 

基本的に、ダークスーツでの参加が望ましく、特に医療系の学会は他の学会に比べ、所得の高い人が多く、入場料も他よりかなり高めに設定されている場合がほとんどです。

 

また、服装もキチンとしたマナーを守る事が必要です。特に、年上の方が多い学会では服装により気を使う必要があります。

 

夏場は、発表中でも上着を脱ぐことが出来ない為、夏用のスーツがあると重宝します。

 

薄手の生地で作られており、仕立ても軽くて通気性がいい為、移動の際も快適性がUPします。

参加される男性のスタイル( スーツ編 )

統一された決まりがあるわけではありませんが、スーツ着用がマナーなのか、私服でも問題ないのか、と迷う人は多いと思います。

 

では、どんな服装で参加すれば良いのでしょう?

 

場違いな恰好をして、居心地の悪い思いをするのは、本位ではないと思いますので、基本的な考え方としては、スーツにしておけば間違いありません。

 

男性のノータイスタイルでも、必要な時にはジャケットを羽織る準備をしておけば安心です。

 

スーツの色柄も、発表者同様にダークスーツにしておくことで、居心地の悪い思いを回避でき、学びの機会に集中できます。

参加される男性のスタイル( ジャケパン編 )

スーツで参加するのが間違いはないですが、夏場は暑いし、そこまではと思われる方も多いと思います。

 

基本的には、襟付きのシャツを着るのがポイント。襟が付く事で、普段着っぽい感じや、だらしない感じがぬけ、また季節を問わず襟付きのシャツを着る事で、学会スタイルになります。

 

では、襟付きシャツ1枚でいいのか

 

それは少し心もとないかも・・・

 

ときには、名刺交換をする機会もあり、気まずい雰囲気になる事があります。

 

その為、シチュエーションによって、羽織る事ができるジャケットは必須になります。

 

特に、若い人ほど注意が必要です。上司に恥をかかせないよう、カジュアルすぎない服装を心がけるといいでしょう。

マナーを知る ( ベント編 )

ベントとは、スーツのジャケットや上着に入っている割れ目の総称の事です。

 

正式な場で着用するスーツは、割れ目のないノーベント、もしくはセンターベントと決まっています。

 

ノーベントは、ゆったりとしたスーツと相性がよく、センターベントは、レギュラーサイズのスーツと相性がいい為、昨今はセンターベントが主流です。

 

センターベントは、イギリスの乗馬用ハッキングジャケットにあると言われています。(諸説あります)

 

前置きが少し長くなりましが、もう1つサイドベンツと呼ばれるデザインがありますが、これは正式な場では、絶対に避けるべきデザインになります。

 

その昔、騎士が存在する時代。サーベルを腰に差す際に、サイドベンツが適していたとされ、正式な場やお祝い事などで、サーベル(刀)を連想させるデザインから、敬遠されるデザインとなったからです。

マナーを知る ( ベスト編 )

発表する方は、3ピーススタイル(ベスト付きスーツ)が基本となります。

 

スーツの歴史を紐解くと、ベストを着用したスタイルが基本であり、人前でのスピーチには、3ピーススーツが最適解になります。

 

しかしながら、学会で使えるベーシックな3ピーススーツがあれば、ライフイベント( 753、入学式、卒業式、結婚式参列など )への汎用性も高く、お道具としても重宝します。

マナーを知る ( ボタン編 )

「 アンボタンマナー 」

 

ジャケットの前ボタンの一番下は留めない。

 

そう、一番下のボタンは「 飾りボタン 」なんです。その為、留めないのが正式なスーツスタイルのルールになります。

 

1920年代くらいまでは、ボタンをすべて留めていましたが、ジャケットのデザインの変化により、一番下のボタンは留めないように変化してきました。

 

理由としては、服が綺麗に見える為、それだけです。

 

1920年代はジャケットのボタン位置が全体的に高く、一番下を留めても問題なかったですが、時代の変化とともにボタン位置が下に配置されるようになり、一番下のボタンを留めると、ヒップとのバランスが悪くなる為、はずすようになってきました。

 

ちなみに、女性のスーツはすべて留めるのが正式ですので、ご注意ください。

まとめ

今回は、学会に参加するときの服装や、最低限のマナーについてご紹介しました。

 

立場、季節によって服装も変わりますので、悩みやすい内容ですが、基本の考え方は

相手に失礼のない服装に心がける事です。

 

TPOにふさわしい服装で参加しましょう。

学術集会、学術大会への一般参加の服装と着こなしマナー

一般参加の方はコチラで詳しく解説しています。

医師の着こなし

医療従事者の方で洋服のサイズや着こなしに不安の有る方は、コチラもご覧ください。