TRENCH CORT

トレンチコート

トレンチコート

トレンチコートの歴史

トレンチコートの起源は第一次世界大戦中、イギリス軍が寒冷地での戦に耐えられるように、と防水型のコートを開発したものが発祥。トレンチ=塹壕という意味です。

 

その後、1930年代にハリウッド映画中でハンフリーボガードがトレンチコートを着ているシーンが話題となり世間一般に広がりはじめ、ハードボイルドかつ、スタイリッシュな印象が決定づけられ、かっこいいコートのイメージが定着しました。

 

その為、トレンチコートにはエポーレット、ガンフラップ、D環、、、etc  戦場においての 機能を追求したディテールが多く施されており、「機能美の塊」とも言われています。

トレンチコートのディテール

■ エポーレット(肩章) ■

正確にはショルダーストラップですが、将校の階級章をここに示したことから、エポーレット(肩章)と呼ばれるようになりました。
他、水筒や双眼鏡のストラップが肩からずり落ちないように使用もされていました。

■ ガンフラップ ■

銃を撃ったときの衝撃を和らげる役割を担ったディテールで、銃身に雨水が入るのを防ぐ用途も兼ねていました。
さらに、下襟を合わせ上にかぶせれば雨風の侵入も防止できる機能も兼ね備えています。

■ スロートタブ ■

本格仕様のクラシックなトレンチコートに見られる襟裏に収納されている小さなベルトのことで、雨風が侵入するのを防ぐためにフック留めした襟元を上からカバーするための役割を果たします。チン・ウォーマーと呼ばれることも。

■ ストームシールド ■

肩から背中にかけて二重構造になったフラップのような部分は、ストームシールド(アンブレラヨーク)と呼ばれる、嵐の際に水が衣服の中へ侵入しにくいように考案されたディテールです。動きを妨げないように末端は縫い付けていません。

トレンチコートをオーダーする

現代の格好良いトレンチコートの特徴は、タイトで丈が短くスリムなシルエットのものです。

 

 

定番ゆえ、逆に丈感などのギャップが少しでもあると違和感が出て来てしまいしっくりこない場合も。

 

 

「機能美の塊」のクラシックなトレンチコートを、サイズ感に拘って、自分流の感性をうまく表現して現代のトレンチコートとしてオーダーしてみませんか。