スエードなら雨でもへっちゃら!

2016.07.15

スエードなら雨でもへっちゃら!

こんにちは。
STAFF 延岡です。

 

夏場になると、一般に夕立(ゆうだち)と呼ばれる急に雨が降ることがあります。
私たちビジネスマンにとって、いわばこの時期の夕立は天敵です。

 

なぜなら、多くのビジネスマンが履いている下の写真の様な革靴は、雨や湿気にとても弱いのです。

_MG_4768(修正分)

 

こちらの靴は、一般的に「キップスキン」と呼ばれ、生後6ヶ月~2年の中牛の皮を使用しており、
カーフの次に上質な革とされ写真からも分かるように艶感のある革表面が特徴です。

ただ、上質な革である以上、その品質はとてもデリケートなものです。
可能であれば雨の日は避けて頂きたい革靴の種類です。

 

では、雨の日にはどんな革靴を履けばいいのでしょうか?
いくら濡れても平気だからって子どもの時のように、ビジネスマンは長靴を履いては出勤できませんよね(笑)

 

そんなお困りの方にオススメなのが、こちらの革靴↓

_MG_7948(修正分)②

 

※写真での違いを重視し、色は明るめの革靴にしています。

 

こちらは、先程の革靴とは違い艶のないマットな雰囲気になっています。
デザインや色の違いもありますのが、この雰囲気の違いは分かりますよね?

 

_MG_7968(修正版)

 

こちらの革は、先程の「キップスキン」とは違い、革の裏側(肉綿)を目の細かなサンドペーパーなどでバフし、
ベルベット状のケバを持つように起毛加工された「スエード」を使用しています。

 

世間的には、「スエード」は雨の日にはシミになりやすいためオススメしないというところもありますが、
事前に防水スプレーなどで対策しておけば何の心配もありません。
「それなら、「キップスキン」にもすれば同じでは?」と思った方もいるでしょう。

しかし、「キップスキン」の革に防水スプレーをしてしまっては、せっかく上品に出ている艶感はなくなり、
どんなに良い靴でも何とも言えない地味な靴になってしまいます。

 

その点、「スエード」は起毛加工のしてある素材な為、そんな心配はありません。
最初から艶はないマットな素材なので、防水スプレーをして乾燥させたらブラシで毛を起こせば防水対策バッチリ!

 

_MG_7945(修正分)①

 

さらに、ソール(靴底)も革ではなく、ゴム底にしておけば下から浸み込む心配もありません。

 

これから真夏のシーズンは急な雨や不安定な天気が続きます。
通常の革靴と合わせて1足「スエード」を持っておくととても便利ですよ!
当店スタッフも雨の日は、みんな揃って「スエード」を愛用しています(笑)

 

 

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Price:¥38,000
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