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夏は背抜き?先入観を捨てます!!

2018.06.12 スーツ知識・薀蓄 スタッフダイアリー

夏は背抜き?先入観を捨てます!!

もう少しでサッカーのW杯が始まりますね。

 

日本戦はもちろんですが、全64試合の内、
50試合は観戦しようと意気込んでいます、ロードハウス 松浦です。

 

日本代表も4バックor3バックという戦術で悩んでいる中、
この時期スーツをオーダーする際に、とても悩む仕様があります。

 

 

それは、ジャケット(上着)の裏仕様、”背抜き” か ”総裏” どちらにするかです。。

 

 

(総裏)

 

たいていの場合、春夏=背抜き 秋冬=総裏 と
シーズン的な基準を設けているケースが多いように感じます。

 

 

(背抜き)

今選ぶべき裏仕様は何が望ましく、どのように選べばいいのか。

 

 

このあたりを今回はご紹介したいと思います。

 

まず、そもそも裏地とは何の為にあり、どのような役割をしているのかという疑問です。

 

その中でも個人的に一番重要だと思う役割は【表地へのヨゴレやイタミを守る】です。

 

背中って気づかない内に意外に汗を発している部分でもあります。

 

裏地が一枚存在するだけで、汗や蒸れなどから表地を保護してくれているのです。

 

この汗は本当によくなく、耐久度に大きく影響も及ぼします。

 

次に、裏地の素材はほとんどがポリエステルやキュプラを使用しています。

 

滑りをよくし、体と触れる部分の【摩擦を軽減】してくれるという機能性を持っています。

 

脱ぎ着の動作が多いジャケット(上着)において、この滑りは非常に重要になってきます。

 

3つ目は、裏地がある(総裏)ことで、表地を整える効果もあります。

 

これは表地の素材感によっても大きく変化するところで、一概に断定もできませんが、

 

やはり背抜きより、総裏の方が背面はピシっとします!

 

 

それより何よりも、スーツの表地で使用されるウールは伸縮をします。

 

動きの中で伸びることもありますし、湿度の関係でも伸縮を起こしています。

 

表地が伸縮を続ける中で、裏地があることにより型崩れから守ってもくれているのです。

 

このように、裏地にはとても重要な大きな役割が存在しているのです。

 

 

 

ちなみに、世界に目を向けてみましょう。

 

ヨーロッパでは、背抜き仕様は存在していないと言われています。

表地に対する、裏地の張り具合を調整することは、テーラーの醍醐味でもあると言われている程。

 

やはり服に対する美の観点が強く、職人が多く現存するヨーロッパでは、総裏が基本なのですね。

 

 

 

ここまで読んでいただくと、裏仕様は確実に総裏がいいのでは?と思われてしまいます。

 

では、背抜きにする理由は??

 

 

…通気性の確保。これに尽きるのでしょうか。

 

 

 

これは私の私感なので賛否あると思いますが、

 

背抜きにする際にオススメしたいのは、表地の素材感を楽しみたいときです。

 

タイトなシルエットが主流の現在において、カタめの素材(春夏なら麻、秋冬ならツイード等)は

 

体のラインに沿った美しいジャケットのシルエットを生んでくれます。

背中からの着こなしが美しいと、格好よく且つオシャレに見えますからね。

 

 

まぁ、結果として、一つ言えることは、、

 

 

 

 

そうなんです!!

 

 

 

裏はやはり総裏がいいんです。

 

 

 

 

あっ、、

因みにですが、裏地に通性のよいメッシュ素材(キュプラ)を用意しています。

 

これを使用すると、夏でも総裏で機能的にも◎でいけますよ!!

 

 

他にも、裏仕様の種類としてアンコン仕立てとか存在しますが、こちらはまたお伝えしていきます。

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