2017.12.17 スタッフダイアリー
寒波も一段落?し、今日日曜日は落ち着いた日差しがのぞいていますね。
気温の変化に対応が出来ず、
少し体調を崩し気味な、こんにちわ ロードハウス松浦です。
先週のこと、寒さが厳しい中、スタッフの山内と二人で大阪出張へ行ってきました!
2018年の春夏コレクションに向けた、プロトモデル用の生地選定を中心に、お取引のある5社を訪問してきました。
大阪ではなく、よく尾張一宮の方ではないの?と聞かれることがあります。
もちろん一宮のメーカーさんとの取引きもありますが、大阪も多いのです。
なぜ大阪に生地問屋が多いのか、繊維街として有名なのか、
ちょっと疑問に思いましたので、歴史を調べてみました!!
もともと繊維街として有名な船場周辺は、豊臣秀吉が天下をとったあと大阪を城下町とするため
京都や伏見、堺などから商人を集めた、いわゆる「天下の台所」として機能したことが始まりだそうです。
水路を整備し商業を発達させたことにより、物流の集積地として活性していきました。
(”船着き場”→”船場”と地名の由来も分かりますね。)
ではなぜ繊維街になったかというと、
不満をもった旧武士階級の人々を率い九州で西郷隆盛が明治政府に反旗を翻し、西南戦争が発生したことによるそうです。
内乱は大規模で多くの兵士が戦場に赴くことになり、明治政府軍の軍服を大量に供給する必要がありました。
へ~っ・・・と、改めて歴史を知ると本町~堺筋界隈を歩くときに見方が変わってきますね。。
それでは出張の話に戻りまして、
キーワードだけで申しますと、トレンド傾向は着実に〝クラシック〟ですね。
ざっくりお伝えすると、
柄では圧倒的にチェックが多いコレクションに、無地でもピンヘッドなどやや変化のある柄域が多いです。
カラーではブラウンやグレー中心といったところでしょうか。
グリーンやテラコッタ調にも目が惹かれました。
貴重なお話も多く聞くことができ、貴重な商品も見せていただいたり、
しっかりと皆さんへのご提案に活かしていこうと思います。
2018春夏コレクション、早くて1月下旬ころから徐々に展開が始まると思います。
楽しみにお待ちくださいね。